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「D」。 DOPPELGANGER®のイニシャルである「D」をその名に冠したフラッグシップモデルがついに登場。「D01 BOOTLEG」は、DOPPELGANGER®の目指す方向性の一つ、「未来」を志向したモデル。既存の「自転車」という概念にとらわれず、いったん「自転車」を構成するすべてのファクターを分解し、その後にあたらしい発想をもって設計され「再構築」されたモデルです。 そのために数多くの新機構が採用され、あらたなる可能性へ挑むチャレンジングなモデルとなりました。自転車のデザインはどうあるべきか。ライダーと自転車との望ましい関係。社会の一員としての自転車のあり方。本当に求められる「高性能」「高機能」とはなにか。自転車の性格や価値を決定する要素はなにか。それらの問いかけに対する回答がここにあります。 モデル名である「BOOTLEG(ブートレグ)」は、「BOOT=長靴」「LEG=脚」つまりブーツの中に収まる脚のように、ドライブシャフトをケーシングの中に収めたドライブトレーンに由来します。そのケーシングはフレームの一部としても機能し、D01 BOOTLEGのデザイン的・機能的先進性をあらわすものです。
「FUSION」。 それぞれのコンポーネントはお互いに融合・同化し、機能を共有化しています。フレームとドライブトレーンを共有し、パーツ削減と構造の単純化、強度の向上、メンテナンスフリー化、デザイン自由度の増加を可能にするシャフトドライブシステム。同じ回転部品でありハブと変速機を融合させ、機能を共有する内装変速機(※1)、車両を「停止させる」または「停止させておく」という共通の機能を持つブレーキとロックを融合させた新型リヤブレーキなど。それらすべてが、現代の自転車に必要とされる「機能」そしてデザインとの融合(フュージョン)という、革新的な発想なのです。同じ機能・役割を持つ部品であり、なおかつ自転車構成上必要な部品であれば、機能を共有させた方が効率が良く、整備性も良い。そう考えられ、D01 BOOTLEGは設計されています。「最小限の装備で最大限の効果を発揮する」というDOPPELGANGER®のコンセプトを忠実に反映し、「形状は機能に従う」という不変の真理をも体現した新世代バイクです。 ※1内装変速機・・・シマノNEXUSを使用。内装変速機の大きな特徴としては上に挙げたようにメンテナンスフリー、シャフトドライブとの組み合わせによりチェーン脱落の心配が無い、そして停車中であっても変速が可能ということが挙げられます。たとえば、通常の外装変速機であれば、止まる直前にシフトダウンしてギアを切り替えておかなければ「重い」ギアでスタートすることになります。しかし、内装変速機であれば停車中であってもシフト操作でき、ギアを切り替えることができます。そのため停車前にギアを切り替えておかなくても「軽い」ギアでスタートすることができるのです。
「PRIORITY」 たとえば、自動車を例にとってみましょう。「速く走る」という目的においては、おのずと車体デザインや構成(パッケージング)が決定されるでしょう。それは疑う余地がありません。その場合、積載性や乗車人数は重要視されず、燃費も無視されることになるかもしれません。しかし、これがもし「人を運ぶ車」、もしくは「悪路を走る車」をつくることが目的であればどうでしょう。優先される「要素」そして優先順位が大きく変わります。ある目的のもとでは最優先されるものが、また別の目的のもとにおいてはまったく無視される、といったケースもありうるのです。 私たちがここで主張したいのは、「良い自転車」の定義は一つではない、ということです。その自転車の目的が「速く走ること」「荷物を積むこと」「悪路を走ること」と細分化されれば、それぞれの分野において「良い自転車」の定義が変わるのです。D01 BOOTLEGは、ロードレーサーではありませんし、ダウンヒルバイクでもありません。ですから、それらと同じ視点で、同じ手法によって設計されることはナンセンスです。また、それらとの比較も同様にナンセンスです。 D01 BOOTLEGの優先事項は極めて明確です。「自転車に乗る人」。他のDOPPELGANGER®自転車がそうであるように、D01 BOOTLEGにとっても、やはり主役はライダーであり、自転車ではないのです。自転車に人を合わせるのではなく、人にあった自転車を。自転車を、そして自転車とともにある生活を楽しんでいただきたい。そう考えています。自転車が移動初段であった時代は過ぎ、自転車が多様化する現在では自転車の「目的」が分化しています。そして、D01 BOOTLEGのプライオリティと、その人の「目的」とが合致したとき、そこには最大の価値が生まれます。 すべての装備・機能、デザインはその優先事項のためであり、新しい価値を創造するためにあるのです。
「FUTURE CONCEPT」 D01 BOOTLEGの開発にあたって、自転車を構成するすべてのファクターを分解し、構成しなおしたことは先に述べました。それはD01 BOOTLEGを実現するための「手段」であって「目的」ではありません。では、「目的」とは?まず、D01 BOOTLEGは、まったく新しいカテゴリの自転車であることを私たちは主張します。現代では自転車の果たす役割、自転車の果たす意義、そして自転車の持つ意味は刻々と変化します。そしてそれらは、休むことなく今後も変化を続けます。だとしたら、今後の変化を考慮に入れ、変化に対応した自転車を、いや一層のこと今現在の延長線ではなく、一気に「現代」を飛び越えた自転車をつくったらどうか。それが「D01 BOOTLEG」の原点です。自転車の(未来における)あるべき姿、そして未来を走る自転車をつくる、それがD01 BOOTLEGの目的なのです。 細かい点に目を移すと、街中で自転車を普通に(競技用ではないという意味において)使用すれば、かならず「カギ(ロック)」を使用しなくてはなりません。残念なことに、つねに「盗難」を考えなくてはならないからです。しかし、後付けのロックを使用したのでは、自転車に傷をつけてしまう可能性もありますし、せっかくのお気に入りの自転車との整合性が取れない場合も出てきます。そこで私たちが採用したのが新メカニズムの「ロッキング機構付きブレーキ」。ブレーキとロックをドッキングさせ、スマートに一体化したこのパーツは自転車のデザインを破たんさせず、必要な装備を追加することができるのです。自転車は孤立した存在ではなく、「環境」の中で使用されるもの。自転車を使用する「環境」すら考慮したデザイン。それらも私たちの考える「未来」です。
「CITY RUNABOUT」 D01 BOOTLEGは競技用バイクではありません。言うなれば「シティ・ラナバウト」。そのため、前述のようにユーザーフレンドリーな機能、たとえば停車中でもシフト可能な内装変速機、ロッキング機構内蔵のブレーキを備えます。それがつまり、私たちの考える「自転車」なのです。特定の人に向けた特殊な自転車ではなく、誰もが触れメリットを感じることのできる機能を備えた自転車、それがD01 BOOTLEGなのです。 しかし、いかに機能的に優れていても、それを視覚的に感じることができないのでは魅力が半減します。あたらしい機能やあたらしいコンセプトは、その外観とマッチしてはじめて認知されるのです。だからこそ、私たちは自転車に本来あるべきチェーンホイールやチェーンといった基本的部品を廃し、かわりに「シャフトドライブ」を採用しました。シャフトドライブが人々に与える印象は鮮烈です。「本来あるべきものが、そこには無い」。それがどんなに驚きをもって迎えられるか。そして、クランクやペダルなど本来ペイントされない部分までをペイントし、さらには本来自転車に採用されないグラフィックパターン「アーガイル」を採用したのもそのためです。機能、コンセプト、デザイン。それらすべてが「あたらしく」、それぞれに意味があり、バランスしているのです。フレーム+コンポーネント、という従来の考え方ではなく、フレームもコンポーネントの一部であり、またコンポーネントもフレームの一部である。自転車を構成するものすべての意味・役割を考え、デザインされたバイクなのです。 |
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